2010年07月18日

南アフリカ、サッカーシティーはスタジアム名変更

サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の、開幕戦と決勝戦が行われたのは、ヨハネスブルクの南西部の旧黒人居住区のソウェトにあるサッカーシティースタジアムでした。
このスタジアムは34億ランド(1R=約13円)で新築され、世界中の100万人のサッカーファンに知られています。

私が気にしていたのは、"サッカーシティー"と名前をつけたこのスタジアムの今後の活用方法でした。
南アフリカには、もう一つのメジャースポーツであるラグビーがあります。
しかし、ラグビー教会は、「この場所(ソウェト)で、この名前(サッカー)のスタジアムを使用するだろうか?」ということでした。
近くのヨハネスブルクとプレトリアには、今回のW杯でも使用された、伝統のあるラグビースタジアムがあるからです。

このサッカーシティースタジアムは、かつてFNB(First National Bank)スタジアムがあった場所に新築されたそうです。<1987年に建設>
FNBのスポークスマンによれば、「スタジアム名の権利はFNBが持っている」そうです。<命名権利を2007年前半に締結>
FNBは、「いつFNBスタジアムに戻せるか裁判所へ求めている」そうです。
FNBによれば、「スタジアム名は、FIFAの要求によりW杯開幕の3ヶ月前にサッカーシテーに変更し、閉幕の1週間後にFNBに戻す」という約束になっていたそうです。

8月21日に、スプリングボックスvsニュージーランドのラグビーの試合が予定されているそうですが、チケットには国立競技場(National Stadium)と記載されているため、FNBは、「契約上義務があるので、広告は正式名称(FNBスタジアム)で記載して欲しい」と言っているみたいです。

南アフリカのスタジアムの運営会社は、「FNBスタジアムに戻すことを意識していず、新名称は国立競技場(National Stadium)を予定している」みたいです。

(お詫び:写真は南アフリカの新聞からお借りしました)

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2010年07月17日

南アフリカがW杯を開催できるのなら、中国も?

7月16日の南アフリカの新聞に、「南アフリカでのサッカーワールドカップ(W杯)の成功を見て、中国は2026年の開催を誘致する」と書かれていました。

中国のサッカー協会(CFA:Chinese Football Association)のトップのウェイ・ダイ氏は、「スポーツ省へ誘致の申請を行う」と言いました。
ウェイ氏は、「W杯が南アフリカにもたらした大きな利点に感動した。南アフリカのW杯を通じての国民の一体感を見た」と言いました。

ウェイ氏は、「今まで中国は(サッカーの)レベルが低いためW杯を誘致しない」と言っていたみたいですが、「南アフリカの試合を見て気が変わり、中国が開催しない理由がない」と言いました。
また、「中国は、2008年に北京オリンピックを開催していて、開催にはまったく問題ない」と言いました。

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南アフリカとしては、"国民の一体感"については自慢でしょうが、"決勝トーナメントへ進出できなくても"というニュアンスの発言が気になるみたいで、「中国は南アフリカ大会にも出場できず、世界ランク78である」と書かれていました。


中国の経済力や治安状況ならば、W杯開催は心配いらないかもしれません。
しかし、中国では、南アフリカのように80%の黒人のメジャースポーツではなく、北京や大きな都市以外の地方都市での盛り上がりが気になります。
写真は、2004年8月のアジアカップの北京での決勝、日本vs中国を報じた新聞です。
たまたま、この決勝戦の日に中国へ行きましたが、私の滞在した地方都市ではテレビ放送がありませんでした。
2週間ほどして、日本に帰って来て知ったことですが、「敗北した中国のファンは日本の国旗を燃やした」ということを知りました。
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2010年07月15日

FIFAのブラッター会長、南アフリカを絶賛

7月12日の南アフリカの新聞に、「南アフリカは、海外のW杯開催中の"犯罪"と"混乱"を唱える人たちの口を閉ざさせました」、「南アフリカは今までにない、白人と黒人を一体にしました」と書かれていました。

南アフリカは、「約40万人の訪問者があった」と言い、FIFAは、「318万人のファンが64の試合を観戦した」と言いました。

FIFAのブラッター会長は、「南アフリカはホスト国として、9グレード(10グレード中)であった」と賞賛しました。
「マンデラ元大統領がアフリカにW杯をもたらした。彼は夢の実現のためにそこ(決勝戦の会場)にいたかった」と言いました。

ノーベル平和賞を受賞しているツツ元大司教は、「南アフリカは、目的に対する統一、圧倒的な喜びは今までに一度も経験したこことがない」と言いました。
また、「アフリカで最初に開催されたW杯であり、過去何十年も(アパルトヘイトで)世界から隔離された国の、最も大規模な世界大会であった」と言いました。

ズマ大統領は、「世界へ南アフリカの多様性を紹介することができた」、また「不安を抱いて来た訪問者は、私たちが謙虚で手厚い国であることことがわかった」と言いました。

警察のセレ司令官(the national police commissioner, General Bheki Cele)は、保安部隊を賞賛し、南アフリカの国民へ、「訪問者がいない時でも安全になるようにして下さい」と言いました。

新聞には、「W杯の成功は、南アフリカの抱える25%以上の失業率、HIV、貧富の差困難な課題を解決しない。南アフリカは、長期の問題に取り組むのにどうしたらW杯で得た熱意と連帯感を利用できるかである」と書かれていました。


南アフリカは、2020年か2024年の夏季オリンピック誘致を予定しているみたいです。
ブラッター会長は先週、「W杯開催できでれば、夏季オリンピックをホスティングできる」と言いました。

写真は、1996年にケープタウンへ行った時の、2004年のオリンピック誘致のキャンペーンのステッカーとTシャツです。
「スポーツ設備のほとんどない、狭いケープタウンで、どのようにオリンピックを開催するつもりなのか?」と思いつつも、南アフリカの"夢"に寄付をしてきました。

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2010年07月12日

南アフリカ、W杯中は犯罪が減少

「一日あたり平均50の殺人事件がある」と言われる南アフリカで、大事件もなく4週間のサッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会が終了しました。

決勝戦が行われた7月11日の南アフリカの新聞に、「南アフリカは、見事、無事にやってのけた」というニュースが掲載されていました。

今回のW杯は、4万4000人の警官が警備にあたったそうです。
W杯に関係する犯罪では、223人の容疑者が上げられ、そのうちの60%が有罪になったそうです。
民間警備会社(Private security firm ADT)は、「ヨハネスブルク郊外の6月の犯罪は70%減少した」と言っているそうです。

主な事件が掲載されていました。
1.スタジアムで建設労働者による賃金交渉の山猫スト (ダーバンのことか?)
2.何人かのジャーナリストが銃を持った犯人による略奪 <2人の男性犯人に実刑15年>
3.ドイツの75歳のファンから毛布とビール3缶のひったくり
4.オランダのオレンジ色の衣装を着た2人を便乗商法で告発 (これは取り下げられたと思いますが?)
5.パリス・ヒルトンと友人の件 <ヒルトンは不起訴になったが、友人は1,000ランドの罰金>


このような記事を読むと、「警備を厳重にすれば南アフリカの犯罪は激減するだ。南アフリカは警官が少なく、犯罪の取り締まりを十分にしていない」と思うかもしれません。
W杯後、40%もいるという失業者をどのようにしていくのかが気になります。
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2010年07月11日

サッカーW杯の決勝に出席するロイヤリティ

7月10日の南アフリカの新聞によりますと、「約14人のロイヤリティが出席する」と書かれていました。

決勝戦の出場国からは、
スペインのソフィア女王
オランダの辞任しているバルケネンデ(前)首相

アフリカからは、
準々決勝まで勝ち進んだガーナのミルズ大統領
スワジランドのムスワティ国王
ジンバブエのムガベ大統領

気なっていることは、「アフリカ諸国の、W杯出場国の元首が何人出席するのだろうか?」ということです。
もし出席者が少なければ、アフリカ大陸で最初のW杯と言いながら、南アフリカの大会だけで終わってしまい、残念に思います。

さて、マンデラ元大統領の出席ですが、今だ明らかになっていません。
FIFAのブラッター社長は、健康面を心配しながらも、"ポスト・アパルトヘイト"のマンデラ元大統領の出席を望んでいるみたいです。
ブラッター会長は、「マンデラ元大統領が出席すれば、優勝国へのW杯授与を行う」と言っています。
「欠席の場合は未定である。UEFA(欧州サッカー連盟)会長もありえる」と言っていましたが、プラティニ会長も体調が悪いみたいで、誰になるのか気になるところです。
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ダッチ、カープに現れる

7月6日、準決勝の一試合目のオランダvsウルグアイ戦がケープタウンで行われ、
3−2でオランダが勝利し、ヨハネスブルクのサッカーシティーで行われる決勝戦に進みました。

南アフリカの新聞を見ていましたら、「ダッチ、カープに現れる」という文字が気になりました。
かつて南アフリカで買った歴史の本にも、同じような文字がありました。
カープスタッド(ケープタウン)は、かつてオランダからの開拓者が上陸し、南アフリカでの白人の歴史が始まった地です。

さて、気になるのは、南アフリカの人たちが、オランダとスペインのどちらの国旗を持って、パブリックビューで応援するのだろうか?

(お詫び:写真は南アフリカの書籍、新聞からお借りしました)
1枚目の写真は、歴史の本から、ケープタウンへやって来たオランダの船。
2枚目の写真は、歴史の本から、かつての南アフリカの統治国の国旗。
3枚目の写真は、新聞から、オランダのファン。
4枚目の写真は、新聞から、オランダとスペインの国旗の販売。

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ドイツvsスペインの準決勝を見た人々

ダーバンでの、ドイツvsスペインの準決勝が気になったので、調べてみましたらこのような写真がありました。

(お詫び:写真は南アフリカの新聞からお借りしました)

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2010年07月10日

南アフリカ人が食べた、鯛焼と蛸焼

かつて、南アフリカから何人かの知人が来日したことがありました。
南アフリカ人は、白人と黒人で、内陸部の田舎に住んでいた人たちです。
彼らが日本で食べた、鯛焼と蛸焼について紹介したいと思います。

○鯛焼きを食べる
街中を歩いていて気になったものの一つが鯛焼きでした。
「あれは何か?」と聞かれたので、「買って食べてみたら?」と言いました。
「バイエ・ラッカー(旨い)!」と言って美味しそうに食べていました。
甘味の好きな南アフリカの人たちは、美味しかったはずです。

○たこ焼きは食べず
街中を歩いていて気になったものに、たこ焼もありました。
これも、「バイエ・ラッカー」と言って食べていました。
「中に入っているのは何だ?」と聞かれたので、「シー・カット」と言うと、口の中に入っていた物を吐き出して、もう食べませんでした。
"シー・カット"とはアフリカーンス語で"海猫"、"オクトパス(蛸)"のことです。
"猫"と名のつく食材は、どこの国でも食べないみたいです。

さて、かの有名な"オクトパス"は、スペインの優勝を予想したそうです。

(お詫び:写真は南アフリカの新聞からお借りしました)

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ドイツvsスペインの準決勝を見られなかったファン

南アフリカの新聞によりますと、7月7日の水曜日、ダーバンで行われたドイツvsスペインの準決勝で、ヨハネスブルクからダーバンへ向かった飛行機が、ダーバンの飛行場にはケープタウンなどからの飛行機が8機が着陸していて着陸する場所がなく、引き返したみたいです。
6機の飛行機で、約600人が影響を受け、SA航空会社は、「乗客へ40万ランド(1R=約13円)を支払う」と言いました。

W杯は開幕以来、3万2,500機の動きを制御してきたが、大きなトラブルは今回が初めてだったみたいです。
「運行スケジュールにミスがあったのか、ダーバン空港の人的ミスなのか」については詳しく書かれていませんでしたが、「何カ月も前から計画されていた運航計画があったにもかかわらず、空港のオペレーターが先着順に発着枠を割り当てたため」みたいです。

搭乗していたドイツ人のファンは、「客室乗務員を恐喝したとして、法廷への出頭と罰金の支払いに直面している」そうです。

乗客に支払われる40万ランドが、何の賠償(?)なのか気になるところです。
600人に支払われるとしたら一人1万円以下です。
この試合だけを見るために南アフリカに来たファンが、「天候の影響ではなく、運行計画を守らなかった人的ミスで試合が見られなかった」のでは、怒りも静まらないでしょう。
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2010年07月08日

南アフリカの親切な人たち

サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会も、7月11日のオランダvsスペインの決勝戦のみとなりました。
「危ない、危険だ」と言われ続けた南アフリカも、大きなトラブルもなく日本に戻ってくれば、「気候よし、景色よし、食べ物よし、そして人々は親切だ」と思う方がほとんどだと思います。
「あんなに遠くなければまた行ってみたい」と思っているかも知れません。

1990年代こ後半、私も南アフリカ滞在時、多くの人たちから親切を受けました。
だからこそ、今でも南アフリカを忘れられずににいます。
受けた親切は数々ありますが、その親切を二つ紹介したいと思います。

かつてケープタウンのグリーンポイントのホテルに宿泊したことがありました。
ホテルに到着した午後の市内観光の半日ツアーを予約しようと思いましたが、ホテルと契約しているツアーの会社は、半日ツアーをやっていませんでした。
ケープタウン市内へ出かけてツアー会社を見つけましたが、見つかりませんでした。
ホテル近くの雑貨屋さんへ入って、観光ツアー会社を訪ねると、白人のご婦人が電話で観光ツアー会社を探してくれました。
「英語がうまく話せない」と言うと、ツアーも予約してくれました。
電話代とお礼をしようとしたら、「コールド・ドリンクを買ってくれたでしょう」と言って受け取ってもらえませんでした。

東海岸のモザンビークとの国境近くのコージベイへ、知人とオフロードドライブへ出かけた時は、丸木橋の丸太が外れて車が動けなくなってしまいました。
しばらくすると10人ほどの黒人の方たちが集まってきて、車を脱出してくれました。


7月8日の日経新聞に、このような記事が掲載されていましたのでお借りして掲載させて頂きます。
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 先日、某国の練習取材のため、タクシーに飛び乗った。しかし途中で渋滞にはまってしまうと。車は突然エンストを起こし、ボンネットから白煙が上がった。その瞬間、「これは練習はおろか、記者会見にも間に合わない」。頭の中も文字通り真っ白になった。
 でも、年配の女性運転手は止まっていた隣の車のドアをたたき、「この方は練習があるのでスタジアムにいかなければいけないの」と訴えた。すると、全く見ず知らずの男性が私を車でスタジアムまで送ってくれた。
<略>
 南アフリカといえば、危険な国というイメージが先行しがちだが、それは一面にすぎない。大会も閉幕が近づいてきた。W杯はこの国の多様性を世界の人々知らせる、良いきっかけになっただろう。
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かつて南アフリカに滞在していた時、知人たちから、カージャックに遭わないために、次のような注意を受けていました。
 1.道路脇の安全地帯などに停車しない。
 2.ヒッチハイクの人がいても停車しない。それがお年寄りや子供であっても。
 3.道路脇に、交通事故にあったらしい人や、怪我をしたらしい子供が倒れていても停車しない。

人を疑うのは好きでありませんが、"親切"にして頂いていても、いつも"疑い"の目で見ていました。
そして分かれる時に、「南アフリカの人たちはみんな良い人なのだ」と思いました。

(写真は、オフロードドライブで車が脱出不可能になった時の写真です)

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posted by soccer2010wcup at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010・南アフリカ大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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